Neurohog Reports

日米英で学校を卒業して、それぞれの大学・研究・テニス・海外生活について記事と漫画にしています。

【理研CBS BSTP】脳科学塾が無料ってやばいと思うんですよ【同窓会組織発足】

2020-2021年サイクルに続いて、2021-2022年サイクルもコロナ禍の影響でオンライン開催が予定されている理研CBS主催の脳科学塾(BSTP)。昨年度は受講者、今年度はTAとして参加する私から見た脳科学塾を解説します。

【勝手にPeer Review番外編】TARBに渡辺正峰先生著「脳の意識 機械の意識」の書評を寄稿しました。

書評のお誘いを頂いたので、渡辺正峰先生の「脳の意識 機械の意識」の書評をTokyo Academic Review of Booksさんに寄稿させていただきました。

Neuromatch Academy、理論系神経科学で世界最強のオンラインサマースクール【体験談/レビュー】

先日第一回Neuromatch Academyが終了しました。コロナウイルス騒動の中で今までのようなサマースクールが実施不可能と見たサマースクールの運営者たち、神経科学界の実力者たちが集まって作り上げたのがこのオンラインサマースクール、Neuromatch Academyで…

全米テニス協会の出したロックダウン後のテニス再開ガイドライン和訳してみた【コロナウイルス対策】

日本でも特に東京では多くのテニススクール、テニスコートが営業・利用停止になっています。コートが使えるようになってもすぐにプレーを再開していいのか、しても安全なのか、テニス愛好家の方々は頭を悩ませているところかと思います。つい先日全米アメリ…

日米併願のメリットと出願戦略・学部編【アメリカ大学・正規学位留学】

最も身近な留学といえば日本の大学在学中に半年から1年間海外の大学へ留学する交換留学だと思います。学費が安い日本の大学に在籍しながら高学費のアメリカの大学への交換留学は確かにお得ですが、中には日本で高校を卒業しながらアメリカの大学へ進学しア…

アメリカで運転免許を取得するのは安くて簡単【ワシントン州筆記・実技試験採点解説】

日本で運転免許を取った人は難しさもさることながら、その高額具合に目を疑った経験があるのではないでしょうか。噂によるとスイスに次いで世界2位の高さであるとか。スイスの物価の高さと日本の物価の安さを考えると世界一高額と言っても差し支えないんじゃ…

日本の研究界の男女格差と女性限定公募を考える・後編【取るべき改善策とは?】

前編では研究界の男女格差はどこから来ているのか、政府の調査報告書等の数字を見ながら検討しました。研究者の女性の割合が低いのは中学生から教授職まであらゆる段階で様々な理由が複合した結果ということがわかって頂けたのではないでしょうか。後編では…

日本の教育・研究界の男女格差と女性限定公募を考える・前編【数字で見る現状と近年の傾向】

国別男女格差ランキングなどが出ると、決まって日本は先進国の中でも最低クラスの順位を叩き出しています。実力主義であるはずの研究界も例にもれず、研究者の数は不自然なほどの男女差があるのです。前編では男女の格差がどの段階から生まれているのか、近…

生まれつき目の見えない人でも夢を見るのか?【盲目と視覚の神経科学/論文解説】

みなさん寝ている間に夢を「見る」と思います。何かに追いかけられたり、何かから落ちたり。しかし寝ているということは目を閉じているということですから(たまに目開けたまま寝る人いますけど)、夢を見える景色は頭の中で作られた景色なわけです。では元々…

理系学部生が配属前に研究室に出入りする意義とその方法【アメリカでは普通?/メリットは?】

アメリカではそもそも基本的に研究室配属は存在せず、研究室で研究するには自らが能動的に動いて所属させてもらう必要があります。この記事ではそのような研究室配属を経ないで研究室に所属する方法にどのようなものがあるかを解説したいと思います。*1 *1:…